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キャタラーのノースカロライナ第二工場が生産を開始
自動車触媒メーカーのキャタラーが、ノースカロライナ州・ヒッコリーにサテライト工場を新設し、今年2月に生産を開始したと発表しました。
キャタラーは2002年より州内のリンカントンで操業を始め、エンジン搭載車向け触媒を供給、グループ最大の生産能力を誇っていましたが、厳格化される排出ガス規制や、ハイブリットなどの複雑化するエンジンシステムに対応した最新触媒への需要が高まり、今回のヒッコリー・プラント新設でさらに生産能力増強となります。
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協和キリンが北米初のバイオ医薬品製造工場を新設
ノースカロライナ州のクーパー知事は、協和キリンがノースカロライナ州のサンフォードに同社として北米初の医薬品製造施設を建設すると発表しました。投資額は2億ドル、102人の新規雇用を予定しています。
クーパー知事は、昨年10月に東京で開催された日米南東部会出席のため来日、協和キリン幹部と会談を持ち、今回の発表に至った経緯があります。クーパー知事来日後の、日本企業のノースカロライナ進出発表は3社目となります。
このプロジェクトに対し、州の雇用開発助成金から160万ドル以上が支払われる予定です。
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冨士発條・豊田通商、ノースカロライナで車載電池ケース生産
車載電池用セルケース大手・冨士発條と豊田通商の共同出資会社(60%/40%JV)は、トヨタ自動車がノースカロライナ州Randolph Countyで建設中の電池工場内に新棟を建設、2025年1月から車載電池用セルケースの量産を始め、月270万個を製造すると発表しました。
新工場の従業員数 は133 人、投資額は$60.424百万の予定です。生産品目は、車載電池用アルミケース及びセルカバーです。
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NSFが地域イノベーションエンジン(NSFエンジン)にノースカロライナ州から2件を選出
米国国立科学財団(NSF)は、最先端研究助成プログラム「NSF地域イノベーションエンジン(NSFエンジン)」を創設し、全米から10件を選定、そのうち2件がノースカロライナ州の「ピードモント・トライアド再生医療エンジン(Piedmont Triad Regenerative Medicine Engine)」と「ノースカロライナ繊維イノベーション・持続可能性エンジン(North Carolina Textile Innovation and Sustainability Engine)」であることが発表されました。
NSFエンジンプログラムは、CHIPSおよび科学法(CHIPSプラス法)で認可されたプログラムで、主要な技術重点分野で学際的、共同的、実用志向、あるいは橋渡し的な研究や技術開発を推進することを目的としたものです。
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