トヨタはノースカロライナ州で建設予定の電池工場に、3250億円(約25億ドル)を追加投資し、EV向けを中心に2つの生産ラインを追加すると発表しました。
今回の発表で、合計投資額は約4927億円(37.9億ドル)、新規雇用数は2100人となる予定です。
トヨタは2021年11月に豊田通商と共同出資会社を設立し、ハイブリッド車(HV)用のリチウムイオン電池で4つの生産ラインを新設するとしていました。ノースカロライナ工場では、今回の追加投資でEV向けにも電池を製造することになります。
日本経済新聞 朝刊 ビジネス2 (15ページ)2022/9/1 2:00
トヨタ自動車が電気自動車(EV)向け電池の生産へ本格的に動きだした。8月31日、日本と米国で電池の増産に最大7300億円(約56億ドル)を投資すると発表した。米国でホンダが大型工場の建設を決めるなど巨額投資が相次いでいる。EVシフトの進む米国を中心に、主要部品の電池を自前で生産し確保しようとする自動車各社の競争がさらに激しくなりそうだ。