富士フイルム(FUJIFILM Irvine Scientific)は、細胞培養に必要な培地の事業成長を加速させるため、培地の生産拠点をノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク(RTP)に新設すると発表しました。
投資額は260億円(雇用者101名)で、2025年の稼働開始予定です。
富士フイルムは、バイオ医薬品の研究開発・製造を行う大手製薬企業などが集積するノースカロライナ州に生産拠点を新設することにより、受注から納品までのリードタイムを短縮し、顧客サポート力を強化、米国市場における培地需要に応えていきたいとしています。
なお、富士フィルム(Fujifilm Diosynth Biotechnologies) は昨年、NC州ホリー・スプリングスにも、バイオ医薬品の製造受託拠点(CDMO)の新設を発表、現在建設工事中です。投資額は2000億円以上で、2028年末までに725人が新規雇用される予定です。
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