オークマが、ノースカロライナ州シャーロットに、工作機械の中核部品の修理拠点を新設すると発表しました。投資額は数十億円規模となる予定。
既存の同社シャーロット製造拠点に、機械の基幹部品であるスピンドル(主軸)を修理するための新棟を建設する予定で、着工は2024年中、早ければ25年度中の稼働を見込んでいます。
これにより、最長で1〜2カ月かかっていた修理期間を、数週間程度に短縮することが出来ます。また、クリーンルームを設置し、部品の傷やゆがみの磨き直しや、新品への交換等が行われます。
同社の家城社長は「(顧客の)工場が止まる期間を最小化する」とし、海外最大の市場を開拓することとなります。